はじめに：その“なんとなく不調”、もしかして…
40代に入ってから、「なんか疲れやすい」「イライラしやすくなった」「寝つきが悪い」などの体調の変化を感じていませんか？
私自身、小学生の息子と日々バタバタ過ごす中で「歳のせいかな？」と見過ごしていた不調が、実は更年期の始まりだったと後で知り、びっくりしています。
現在進行形・・・
今回は、同世代の女性たちに向けて「40代から始まる更年期の症状とその対策」について、医学的な情報や体験談を交えてレポートしていきます。
更年期はいつから始まるの？
そもそも“更年期”ってどんな時期？
「更年期」とは、閉経を挟んだ前後10年間ほどの期間を指します。
日本人女性の平均閉経年齢は約50歳といわれており、つまり40代半ば〜後半から更年期に突入する人が多いのです。
ということは、私も同級生も更年期に突入している可能性は十分に、いや確実にある！
プレ更年期もある？40代前半でも症状が出る理由
ホルモンの揺らぎは30代後半から徐々に始まり、40代前半で「プレ更年期」の症状を感じる人も増えています。
生理周期が乱れたり、PMSが強く出るようになったりするのもサインのひとつ。
実際私も40代までは、超がつくほど規則正しい生理周期だったんですが、徐々に乱れはじめ、外出先で思いがけず生理になることが多くなりました。
40代でよくある更年期症状とは？
身体のサイン
- 疲れやすい
- 肩こり・腰痛
- 頭痛やめまい
- 動悸や息切れ
- のぼせ、ホットフラッシュ
- 寝つきが悪い／途中で目が覚める
心のサイン
- イライラしやすい
- やる気が出ない
- 不安感が強まる
- 気分の浮き沈みが激しい
これらはエストロゲン（女性ホルモン）の減少が大きく関係しています。
私自身も、若いころは12時間ぶっ通しで寝たこともあるぐらいだったのが、産後、育児を経ていつの間にか夜中に目が覚めることが当たり前に。
少し年上の友人が、子どもにすごくイライラして、きつく叱っていた時期があったんだけど、あれは更年期の症状だったんだよね。閉経してから気づいたんだけど、と言っていました。
気になる更年期症状…病院に行くべき？
我慢しないで！婦人科の受診を
「更年期かも」と思ったら、まず婦人科で相談してみるのがおすすめ。
更年期障害と診断されれば、ホルモン補充療法（HRT）などの治療を受けることもできます。
更年期外来や心療内科も選択肢に
心の不調が強い場合は、更年期外来や心療内科の受診も視野に。最近は女性専門のメンタルクリニックも増えています。
自分でできるセルフケアと対策
毎日の暮らしの中で意識できること
- バランスのとれた食事（大豆イソフラボン、カルシウム、ビタミンB群など）
- 適度な運動（ウォーキングやヨガがおすすめ）
- 十分な睡眠
- 自分を責めないマインドケア
ちなみに最近の私は今頃豆乳ブーム。
ダイエットのために加圧トレーニングに行っていたときに（２か月で５kgやせた！）先生から「カフェラテは絶対に飲んじゃダメ！」と言われてから、豆乳ラテに変更して以来、はまってます。
私の“ちょっと気持ちがラクになる習慣”
私はぼーっと編み物をしているときや、猫を抱っこしている時間が、私にとっての「自分を整える時間」です。
私のモットー「自分の機嫌は自分でとる！」は、更年期のセルフケアの第一歩かもしれません。
更年期とうまく付き合っていくために
情報を知ることで、不安が軽くなる
「知らない」ことで必要以上に不安になってしまうのが、更年期の怖さ。
正しい知識があると「私だけじゃないんだ」と気づけて、気持ちが軽くなることも多いです。
もう始まっているんだ、と認めることでちょっとだけ楽になりますよ。
周囲に話してもいいんです
夫や子ども、職場の人などに、自分の状態を少し共有してみるのもおすすめ。
「最近、ちょっとホルモンの関係で不調でね〜」なんて笑って言えると、気持ちもラクになりますよ。
まとめ：40代の今こそ、自分をケアするチャンス
更年期は、「人生の折り返し地点のサイン」とも言えるかもしれません。
身体と心の声にちゃんと耳を傾けて、自分をもっと大事にしていくタイミング。
40代から始まる更年期との付き合い方は人それぞれ。
だからこそ、「私にとっての心地よさ」を少しずつ見つけていきましょう。
ライターからひとこと
私も更年期の入り口に立ったひとり。
だからこそ、同じように戸惑ったり悩んだりする方もいるのかな？とこの記事を書いてみました。
「ちょっとした情報が心の安心につながる」——この記事がそんなきっかけになりますように。
