お金の話、避けてない？
こんにちは、AgeJourneyライターののんたんです。
40代ワーママとして慌ただしい毎日を送りつつも、最近は「住宅ローン、教育、そして老後どうしよう…」とお金のことを真剣に考えるようになりました。
そんな中、独身の友人たちとお茶しているときに話題になったのが
「40代独身女性って、ぶっちゃけ貯金どのくらい必要なんだろうね？」という話。
私のまわりにも、キャリアを築いて自立してる友人が多くて、ライフスタイルはバラバラ。でも、みんな少なからずお金の不安を感じてるみたいで。
そこで今回は「40代・独身女性の貯金事情」を、レポートしてみます！
40代独身女性の平均貯金額は？
まずは、ズバリ！40代の単身女性の平均・中央値の貯金額をチェック。
**金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査（2023年版）」**によると、
単身世帯（男性・女性混在）40代の貯金額は以下の通りです：
平均値：559万円
中央値：47万円
金融資産ゼロ：40.4％
驚きませんか？中央値が47万円って…！
平均はそこそこ高く見えますが、それってごく一部の“資産強者”が引き上げてるだけで、実際には「半数近くが50万円以下しか持っていない」ことになるんです。
私の友人たちも、口をそろえて「なんとなく不安。でも現実見たくない…」と言ってたけど、分かる。これは見たくないかも。
年代別「中央値」で見る貯金額の推移
年代別に「単身世帯」の中央値を見てみると、ライフステージごとのリアルが見えてきます。
| 年代 | 中央貯金額 |
|---|---|
| 20代 | 15万円 |
| 30代 | 20万円 |
| 40代 | 47万円 |
| 50代 | 50万円 |
| 60代 | 300万円 |
40代で一気に上がるのかと思いきや、意外と伸びてないんですよね。
この「伸びない40代問題」、ほんとリアルです。
氷河期世代の40～50代の貯金額の少なさに驚きを隠せません！
独身女性の中には「まだこれから」「やっと安定してきた」と感じている人も多いから、貯金に本腰を入れるのは実はこれから…という声もよく聞きます。
独身女性が「安心して暮らすため」に必要なお金って？
老後のために必要な貯金額、よく聞くのは「2,000万円問題」ですが、これは二人以上世帯の想定。
独身女性の場合は？
生命保険文化センターのデータやファイナンシャルプランナーの試算によると：
- 一人暮らしで老後に必要な生活費（月額）：約15〜20万円
- 65歳から30年間生きると仮定：5,400万円〜7,200万円必要
- 公的年金の想定支給：月12万円前後（自営業だともっと低い）
つまり、年金だけではとても足りないので、最低でも1,000〜2,000万円は自分で用意したいのが現実。
友人のひとりは「猫2匹と余生を楽しむには3,000万円ほしい」と言ってました（笑）。気持ちはわかる！
でも、この2000万円問題の解決策としては、この試算だと65歳から年金生活予定なので、70歳ぐらいまで働くとすると、もう少し余裕は出るはず。
とはいえ、働くのか～という気持ちはある。すごく。
私の友人たちの“リアルボイス”
ここで、私のまわりの40代独身女性たちの声をご紹介します：
- 「転職を繰り返してたら貯金ができなかった…今さら焦ってる」（IT系・年収420万）
- 「ボーナス全部旅行につかってた時期が悔やまれる。でも後悔してない（笑）」（出版関係・年収580万）
- 「住宅ローンを一人で組んだ。老後もここに住める安心感はあるけど、現金はあまりない」（公務員・年収600万）
みんな働いていて自立してるけど、「これでいいのかな…」と不安はどこかにある様子。
お金を“見える化”する第一歩を
この記事を書くにあたって、改めて感じたのは、
「貯金額の多い少ない」よりも「把握できてるかどうか」が大事だということ。
友人たちにもすすめたのが、まず家計簿アプリ（私はマネーフォワード）を使うこと。
あとは、毎月1万円だけでも「自分年金」を作るつもりで積立NISAなどで貯めること。
私自身も「老後？まだ先！」と思ってましたが、40代って、“まだ間に合う最後のチャンス”かもしれません。
自分らしい暮らしのために
「独身＝自由でいいね！」ってよく言われるけど、自由には責任もついてくる。
自分の未来を、自分で選べるって素敵なことだと思うんです。
だからこそ、お金のことから目をそらさずに、いまできることをコツコツ続けたい。
40代のいま、私たちは未来の自分に“プレゼント”を贈るタイミングにいるのかもしれませんね。
